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バスケと儚き少女

第17章 少女の過去


桃井「あっ!凛ちゃん!」

『っ!』

私はさつきちゃんを避けて、キセキの世代をひたすら避けた

「うふふ……可愛い、可愛い」

夜はほとんど家に帰らずに姫華の家にいることが多くなった

ご飯もお風呂もトイレも寝室も全部一緒で一人の時間が一切無かった

その間に噂は独り歩き
殴られ蹴られの暴力

強姦はギリギリ免れた

怪我をして姫華の家に行くと必ず綺麗に消毒をされた

けど私は限界だった

久しぶりに屋上へ一人で行けて、でも心は晴れなかった

『死に……たい……』

涙なんか一切出ない
それほどまでに私は衰弱していた
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