第17章 少女の過去
私はやってないんだよ?
青峰「っ!嘘付くんじゃねー!くそアマ!」
『嘘じゃ……な……っ!?』
スルリと青峰君の手が首に回る
『うっ……ぐっ!?』
上へ上へ上がる体
あぁ……もう死ぬのかな……
でも青峰君の手は……
『だ…め……っ!あお、みねく……の、手は…バスケの為……でしょう?』
死ぬなら自分で死ぬから
だからその手は汚さないで
青峰「テメーにバスケを語られたくねーんだよ!」
『っ……はっ……』
沈みかける意識を懸命に繋ぎ止める
『ぐっぅ……あお…みねくん……』
殺されてもしょうがないのかな?
ふと青峰君を見ると目が泳いでる