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バスケと儚き少女

第5章 入部試験


大我「ちょっと大声出したくらいであんな怒らなくて良いじゃねぇか…」

『ふふ、私も同じだよ?』

凛と火神はマジバに寄り、今朝の事を話しながら笑う

黒子「未遂だったのに僕も怒られました」

『っ……!?わっわた…私先に帰るね』

急に隣りから聞こえた黒子の声に凛はカバンを掴む

大我「え…おい!?」

黒子「待ってください!!」

立ち去ろうとした凛の手を黒子が慌てて掴む

『ひっ……あ……ぁ……』

凛の体はカタカタと震え、顔面蒼白になっていく

大我「凛?」

怖い……怖い……怖い……

凛の頭にはその言葉しか浮かばず、パンッと黒子の手を振り払った

『……あ……』

凛はハッとしたように黒子を見たがそのままバタバタと店を出ていった
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