第16章 インターハイ予選〜秀徳戦〜
8対11
リコ先輩はタイムアウトを取った
どうする……何か手を探さないと
そう思いながらタオルとドリンクを渡す
『お疲れさまです』
────
高尾「いいなー!俺も凛ちゃんに渡してもらいてー!」
緑間「五月蝿いのだよ、高尾」
高尾「でも誠凛困っちゃったみたいだね」
緑間「気を抜くな、黒子はこれで終わるような奴じゃない……それに凛もいる。多分アイツがお前の能力に一番気づいた」
高尾「え!?マジで!?」
緑間「俺は凛と黒子を認めている」
高尾「んな事分かってるよ」
────
大我「おい、お前このままやられっぱなしじゃねーだろうな?」
黒子「まぁ、やっぱちょっと嫌です」