第4章 部活見学
見学だけだったけど私の手にはノートが握られていて、ノートをひとしきり取った後、少しボーッとしていると…
『……?』
痛そうに足を引きずってる人を見つけた
怪我でもしたのかな?…監督気づいてないみたいだし…声掛けてみようかな?
『あの……』
?「ん?」
人に声を掛けることが苦手な私は、ビクリと体が震えたがその人を見つめる
『ケガ……ですよね?よっ良かったら手当て……しましょうか?』
断られたらどうしようと、不安が渦巻きグルグルしてると
?「ありがとう!!」
笑ってお礼を言ってくれた坊主頭の人
『…いえ……えっと…足見せてもらっていいですか?』
そっと触ると少し熱を持っている
『捻挫…ですね…アイシングと湿布とテーピングしときますね』
手当てし終わるとハッとして、坊主頭を人を見る