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バスケと儚き少女

第4章 部活見学


『すすす、すみません!勝手に触ったりして…いっ痛くなかったですか?』

顔面蒼白まさにこの言葉がピッタリであろう私に、坊主頭の人は…大丈夫、ありがとうと笑顔で言ってくれた

良かった…

胸を撫で下ろすと練習が終わった

リコ「いい!!本入部は聞いた人もいるけど月曜日の朝の8時40分だからね!!」

全「はい!!」

えっ?ちょっ…聞いてない…

大我の服の端を掴みながら、ポカンとしてると

大我「凛、着替えてくるから待ってろ。いいな?」

『私1人で帰れるよ?』

大我「ダメだ。待ってろ、いいな?」

いつにも増して強引な大我に疑問を持ちながらも、コクンと頷くと大我はポンッと頭を撫でて更衣室に行ってしまった

ふと黒子君が視界に入り先ほどの顔がチラつき、見ていると目が合った

ビクッと身体が震え慌てて目を伏せた
そんな私を黒子君はさっきの寂しそうな、悲しそうな顔で見ていたなんて知らなかった…。

私…こんなんでマネージャーなんて務まるのかな…
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