第15章 インターハイ予選〜正邦戦〜
小さく笑うと緑間君が私の方を向いた
緑間「凛」
『あっ当たってるとか思ってないです…あっ!』
緑間「……」
パッと手で口を覆ってチラリと見ると緑間君は眉を寄せて見ていた
墓穴掘っちゃった……!
あわわっとパニックになりながら謝る
『ごめんなさいっ』
頭を下げると手が上がる
『っ……!』
殴られる……!
ギュッと目を瞑り痛みに耐えようとすると撫でられる感覚
『……っえ?』
目を開けて緑間君を見ると小さく笑っていた
?「あれ?凛ちゃん?」
緑間君から目を離して、声の方に向く