第4章 部活見学
先輩達にいい加減頭を上げろと言われ、恐る恐る顔を上げると黒子君と目が合い、再び顔を伏せてしまった…
リコ「じゃあ練習開始!!凛ちゃんは…そうね…今日は部活見学でいいわよ」
見学と言われた私はすぐさま大我の傍に駆け寄る
大我「凛、お前噛んだな」
ハハハと笑われ少し恥ずかしく、むくれてしまった
『挨拶したもん…』
そう言うとガシガシと頭を撫でられた
『…これから試合?』
見上げると少し赤くなった大我
『……?どうしたの?暑い?』
あれ?でもまだ練習してないよね?
疑問符を浮かべてると何でもねぇと再び頭を撫でられた
……?相変わらず大我は分かりにくい
大我「そんじゃあ行ってくらー」