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バスケと儚き少女

第13章 幻のパン……そのお味は?


『じゃあ……お金払います』

お金を出すと首を振られた

「これは僕の気持ちなので…お金とか要りません…!」

『……受け取れません』

私も小さく首を振る

「どうしてですか!?」

『何もなしに貰うことはやっぱり出来ません』

頭を下げて断り大我の傍に行く

『大我』

大我「凛!待ってろすぐに「凛さん」黒子?」

声に驚いて体が震える

黒子「はい」

振り向くとポンッと幻のパンが手に置かれる

『これ……』

大我「お前これ……どうやって……!」

黒子「人並みに流されてたら先頭に出たので、パン取ってお金置いてきました」
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