第13章 幻のパン……そのお味は?
大我「これが……少しだけ?」
幻のパンを目当てにほとんどの学生がいる
『ひっ!?』
人が一杯……!
そんな事を思っている間に大我達は行ってしまった
『……あっ!』
私も買った方が良いよ……ね?
意を決して行こうとすると
「雨月さん!」
「っ!?ひゃい!?」
驚いてすっとんきょんの声を上げてしまった
振り向くとクラスメイトの男の子
「こっこれ!良かったら受け取って下さい!」
『え……でもあんなに大変ですし……』
「受け取って欲しいんです!」
真剣な瞳に無下に断れない