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バスケと儚き少女

第13章 幻のパン……そのお味は?


キーンコーンカーンコーン

授業が終わり昼休み

黒子「凛さん」

名前を呼ばれ顔を上げるとテツヤ君がいた

『どうしたの…?』

黒子「迎えに来ました、一緒に行きませんか?」

頷くと手を引っ張られた

『っ……!』

ビクッと体を震わしたけど、テツヤ君も小さく震えていることが分かった

黒子「僕も緊張してます」

フフっと笑ったテツヤ君に小さく笑みを返す

黒子「凛さ「凛!」」

何かを話そうとしたテツヤ君を遮るように大我が来た

『大我!』

大我「……?何でお前ら手ぇ繋いでんだ?」

不思議そうに見られ、頬に熱が集まる
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