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バスケと儚き少女

第12章 日常2


何処か俺の知らない遠い所に行っちまいそうで

そんな事を思ってると凛はフライパンの火を止めて抱き付いてきた

大我「っ!」

『大我……私は何処にも行かないよ?』

驚いた俺に凛は囁くように小さく言った

大我「え……」

『何処にも行かない……何を不安に思ってるのか分かんないけど、私は消えたりしないよ?』

何て自意識過剰かな?

なんて笑いながら見上げてくる凛の目を見る

大我「本当か?」

『へ?』

大我「本当に何処にも行かないんだな?」

『うん、行かないよ!まだ優勝カップ見てないもん!』

そう笑い料理を始めた凛が何故か一瞬遠く感じられた

大我 side終
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