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バスケと儚き少女

第12章 日常2


大我 side

『……大我、離れないと危ないよ?』

その言葉を聞いたときに離れなきゃいけねぇのは分かってんだけど

大我「……離れたくねぇ」

目を離した隙に離れた隙にどっかいっちまいそうで……

『……?』

不思議そうに俺を見上げる凛はどうしてこんなにも儚いんだ?

黒子みてぇに存在感がない訳じゃない

でも抱き締めていても引っ付いても、ちょっと目を離した隙にフッと消えちまいそうで

『大我?』

心配そうに見つめてくる凛

大我「悪ぃ」

多分儚いと感じたのはコイツを抱き上げた時だ
軽くて、細くて、ちょっと力入れたら折れそうで
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