第12章 日常2
「見て、あそこのカップル」
「男の子格好いい!女の子も可愛いし」
「お似合いのカップル」
『……?大我顔赤いよ?』
大我「え!?//あっいや!//大丈夫だ!//」
……?何であんなに慌ててるのかな?
『何かあったの?』
大我「なっ何もねー!//それより終わったんなら行くぞ!//」
カゴを持ってスタスタと行ってしまった大我
『わわ、たっ大我!ちょっと待って!』
慌てて大我の後を追って服の裾を掴む
大我「!?」
驚いたように振り向いた大我
『はぁ……はぁ……もうっ!早いよ大我!何怒ってるの?』