第11章 赤司と再会
……
………………
…………………………?
いつまで経っても来ない痛み
恐る恐る目を開いて赤司君を見ると
赤司「凛…大丈夫」
優しい顔で笑っていた
『あ………』
罪悪感で一杯な私を赤司君は優しく抱き締めてくれた
赤司「大丈夫だよ、凛。ここには傷付ける者はいないよ」
その言葉に小さく頷く
『ごめんなさい……』
呟くと優しく頭を撫でられた
そのまま私は意識を失った──…
赤司 side
玲央「なっ何だったの?」
凛が眠った後、僕に問いかける玲央
赤司「………凛は僕たち"キセキの世代"が壊したようなものなんだ」