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バスケと儚き少女
第40章 最終章
1年後──…
赤司は1人凛が住んでいた家の前に立っていた
赤司「あれから1年か…」
凛からの連絡はない
赤司「待っているよ。凛」
『待っててくれてありがとうございます』
聞きなれた優しい声に赤司は振り返った
赤司「凛…?」
『ふふ、サプライズになりましたか?征君』
1年前と変わらぬ姿で立っていた
赤司「…本当に凛には驚かされる」
『…赤司君。私…赤司 征十郎さんが大好きです』
そう言って微笑んだ凛に赤司は静かに涙を流し、抱きしめた──…
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