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バスケと儚き少女
第40章 最終章
『迷惑なんて思ってないです!』
私の方こそ助けてもらっていた
いつもいつも傍にいてくれていた
けど…言えない
『っ〜…あの…赤司君』
赤司「何?」
いつも優しいこの人を私は傷付ける
『ごめんなさい…!私には赤司君の気持ちに応えられません』
赤司「…そうか」
そう言うと赤司君は病室を出て行った
『っ…ごめんなさい…』
好きです。と言いたくなる口を手で抑える
『っ…好きです…赤司君』
それでも溢れてしまう気持ちは口に出た
『好き……!』
泣きながら言うと再び病室のドアが開いた
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