第11章 赤司と再会
No side
凛と赤司は手を繋いで歩く
「見てみて、あの高校生のカップルいいね」
「美男美女のカップルだなぁ」
「あの男の子タイプなのにー!!」
「あの女の子可愛くね?」
等々声が飛び交っている
『あ!!クレープの匂いです!!買って良いですか?』
が、完璧に自分と思ってないらしく違う事を、へにゃっと笑いながら赤司に聞く凛
赤司「ダメだよ、凛はテツヤより少食だから晩御飯が食べれなくなるだろう?」
赤司の言葉に凛はうっと詰まらせる
『ダメ…?』
赤司「僕の言うことは?」
赤司問われショボンとしながら凛は口を開く
『絶対です…』