第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
大我「勝手に死ぬのは俺が許さねぇぞ!」
『え…』
リコ「そうね…凛ちゃんにはまだまだ手伝ってもらわなきゃいけないんだから」
零れそうな涙を必死に堪える
初めて必要とされた
それが嬉しくて嬉しくて…
大我「じゃあ今はカラコンなのか?」
『はい…赤と蒼なんて気持ち悪いですから』
大我にカラコン取ってくれと言われた
静かに頷いてカラコンを取る
大我「なんだ…綺麗じゃねーか。気持ち悪くねぇよ」
『っ…ありがとう…!』
初めて綺麗と言われた
気持ち悪くないと言われた
日向「だから!お前ばっか喋ってんじゃねーよ!」
日向先輩は再び大我にチョップをした