第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
「…分かったわ」
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それから連絡があったのは数週間後の事だった
『…こんにちわ…』
片目は赤く血のように染まっていた
赤司「どうしたんだ…その目は…」
『……さぁ…?私には分かりません。けど、視力はありますから…大丈夫です』
淡々と話す凛の瞳には光が無かった
赤司「連絡ありがとう」
『…えぇ、送れと言われたので…』
自分の意思ではないと言いたげな言葉
赤司「誰に…」
『……分かりません…』
赤司「すまなかった…凛」
そう言うと瞳に光が戻った