第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
?「すまない…許されない事をしたが目を覚ましてくれ」
『(この声聞いたことがある…どこでだっけ…誰だっけ…)』
涙を止めて上げたいと願う凛はゆっくりと目を開けた
?「!凛」
そこに居たのは赤司だった
『なんで…泣いてる…の?』
ゆっくりと赤司の頬を触る
『嫌な…事でも…あったの…?怖い事…?』
赤司「っ!凛」
撫でる手は優しく、赤司は無理矢理笑った
『ね…ぇ?どうした…の?』
赤司「なんでもないんだ!なんでも…」
『大丈夫…だよ…ね?…だいじょうぶ』