第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
黒子「あの…」
『!ごめんね?テツ君…隠してた訳じゃないの…ただその…』
なんて言っていいのか分からず凛は口篭る
黒子「怒ってませんよ?実は僕も興味があったんです。まさかこんな近くに居たとは思いませんでした」
『ホント…?』
黒子「はい」
黒子の笑顔にホッと胸を撫で下ろした凛
赤司「もし、黒子君が一軍になったら君はどうするんだ?」
『…考えてませんでした…』
あまりにも突然の言葉
赤司「もし、黒子君が一軍になったら…君も一軍のマネージャーにならないかい?」
『え…?』
赤司「コーチから聞いてたんだ。とても働くお手伝いがいるって。まさか君だとは思わなかったけど」