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バスケと儚き少女

第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~


その夜黒子は1人でバスケを教えてくれた男の子の手紙を読みながら帰っていた

そこにはベンチ入りしたと言う手紙
まだ出してもらえてない
スタメン目指している
順調に進んでいる手紙

黒子は静かに空を見上げた
そこには満天の星空があった

──────
翌日黒子と凛は第二職員室にいた

「居残り練習?それは構わんが下校時間は守るんだぞ」

黒子「はい!」

『ありがとうございます!』

職員室を出ると黒子は微笑んだ

黒子「ありがとうございます。凛さんのお陰です」

『私は何もしてないよ。きっとテツ君の気持ちが伝わったんだよ。ねぇテツ君が居残り練習してる時一緒に居てもいい?』

黒子「!もちろんです!ありがとうございます!」

黒子は嬉しそうに微笑んだ
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