第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
その夜から黒子の居残り練習が始まった
その姿を見ながら凛はボールを拭いたり、壊れてるモノを書き出したりしていた
黒子は肩で汗を拭うと三角コーンを置いてドリブルの練習をしていた
──────
───
─
桃井は洗濯物を持ちながら渡り廊下を歩いていると、後ろから声が掛かった
桃井「ん?まぁ…」
「青峰君と幼馴染なんていいなぁ!」
「彼女とかいるのかな?」
突拍子もない言葉に桃井はえ?と聞き返す
「この間の全中でも大活躍だったし!」
「「かっこいいよね~!」」
うふふと笑う1人の籠からタオルが落ちそうになる