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バスケと儚き少女

第38章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~


紫原「え?どーしよっかなー…てか、めんどくさい」

そう言って髪についた桜を手で落とした

黒子は本を読みながら歩き続ける

「ちょっあの人凄くかっこよくない?」

「ホントだ!かっこいい!」

「是非おねがいしまーす!」

黄瀬「え?いやぁ…」

黄瀬は困り顔で女子の勧誘を受けていた

「本当にここで宜しいんですか?」

赤司「あぁ、明日からは送迎も要らない」

「それではお父上に」

赤司「父は関係ない。それに毎朝これでは笑われてしまうよ。学校くらい俺の自由にさせてくれ」

赤司がそう言うとヒュウッと風が吹いた
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