第37章 誠凛高校VS海常高校
伊月「へぇー、そんな奴が居たんだ」
降旗「で?どうだったの?今もやってるの?バスケ」
降旗の言葉に黒子は首を振った
黒子「いいえ、辞めました。僕の所為で…彼はもう絶対に僕を許してはくれないでしょう」
その言葉に何でと疑問が飛び交う
黒子「そうですね、やはりここからは順を追って話しましょう…その前に凛さん」
『うん…。私がバスケを始めたのは…小さい時…大好きだったお父さんに教わりました』
凛は過去形で言った
伊月「だった?」
『…はい…死んだんです…父も母も…。そしてその寂しさを埋めるようにバスケに取り組みました。その時に出会ったのが…大我です』