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バスケと儚き少女

第36章 洛山高校VS秀徳高校


そこに大坪の喝が飛ぶ

大坪「全員胸を張れ!退場するまでだらし無い姿を見せるな!戦ったのは俺達だけじゃない!応援席前に整列!」

その言葉に沈んだ顔を止め、秀徳は応援席前に整列した

選手「応援、ありがとうございましたっ!」

綺麗に整列し下げた頭に温かい拍手が迎えた

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高尾「ベスト4かー、まぁこんなもんっしょ!良くやったよなーあの洛山相手に…あれ?真ちゃん傷心ヤバイ?けど、悪ぃ…今はちょっと…慰めて…やれねぇわ…」

高尾はクッと強く歯を強く噛むとボロボロと涙を流した

緑間「だろうな…だが、俺もだ。悔しいな…やはり、負けるというのは」

その瞳には静かに涙が零れ落ちた

紫原「16点差…まぁ、こんなもんかな?内容的にはもっと接ててもおかしくなかったけどね」

パリッとポテチを食べる紫原

氷室「(確かに秀徳は強かった。だが、それでもやはり帝王の力はその上を行くか…特に…)」

氷室は赤司を思い出す

氷室「(だが、なんだこの違和感は…決して手を抜いてるようには見えなかったが、それでも果たしてアレは洛山の全力だったのか?アレは赤司 征十郎の全力だったのか?)」

それは違和感として残った
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