第36章 洛山高校VS秀徳高校
小堀「何か粛々としているな洛山高校は…喜ぶと言うより山場を1つ越えてホッとしている様な感じだ」
笠松「当然だろう…勝って当然!優勝以外は全て失敗!最強たるべきそのプレッシャーは想像を絶する。絶対負けてはならない。それが帝王の宿命だ」
緑間はスタスタと赤司の側による
赤司「真太郎…」
緑間はスッと静かに手を差し出す
緑間「負けなのだよ。だが次は必ず…ウチが勝つ!」
赤司「僕からは礼を言うよ、真太郎。久しぶりにスリルのある戦いだった。だが、悪いがその握手は受ける事は出来ない」
その言葉に緑間は目を見開く
赤司「勝利を欲するのなら、もっと非常になれ。勝利こそが全てだ!僕はお前達の敵であることを望む」
緑間「そうか…変わらないな赤司…あの時から」
緑間はスッと手を下げた
緑間「だが、それでも勝つのだよ。次は!」
木村はガシッと宮地の頭を掴んだ
いつもは明るい高尾も静かで、何も喋らない