第36章 洛山高校VS秀徳高校
まだそれは入学して間もない頃
高尾「おい、緑間 真太郎君!」
歩いていた緑間は足を止め振り向く
高尾「よ!俺高尾 和成って言うんだ、バスケ部入るんだろ?俺も入るんだ!よろしくな」
緑間「何故俺の名前を知っているのだよ」
緑間の言葉に高尾はあははっ!と笑う
高尾「バスケやってて知らねー奴の方が少ねーよ!」
緑間はフンっと高尾から目を逸した
高尾「あれ?それ何?」
高尾は緑間が手に持っていた物見て聞いた
緑間「おは朝占いの今日のラッキーアイテム…セロハンテープなのだよ」
高尾「ぶっ!あっはははは!何それ!?」
緑間「何がおかしいのだよ」
腹を抱えて笑う高尾に少しムッとしたように聞き返す
高尾「いや、おかしいでしょ!ラッキーアイテムセロテ!?しかも流しちゃったけど語尾も何!?めっちゃ受けんだけど!アハハハ!」
緑間はゲラゲラ笑う高尾見て思った事は軽薄そうな奴だと第1印象は決して良くはなかった