第36章 洛山高校VS秀徳高校
ボールは高尾が持っている
大我「諦めてない?」
黒子「はい、彼は何かやろうとしている」
凛は少し目を見開いて小さくもしかしてと呟いた
葉山「(ここから追い上げるつもりなら緑間のスリーは不可欠!だけど赤司がついてる以上どうやったって無理っしょ)」
バイオレーション取られるまで残り10秒を切った
小金井「やっぱ攻めあぐねてる?」
木吉「それもあるだろうが、それ以上におそらくこれからトライする事は相当リスキーなんじゃないかな?」
伊月は木吉に目を向ける
伊月「どういう事だ?」
木吉「残り時間と点差を考えればもはや一つのミスが命取りだ」
第4Q残り5分30秒
得点51対71
木吉「迷いや不安はミスに繋がる」
『つまり動くのは覚悟を決めた時です』