第36章 洛山高校VS秀徳高校

中谷「赤司は決して手を抜いているわけでは無いようだ…将棋を彷彿とさせるねぇ…この運び方は…今はまだ序盤の探り合いと言ったところだ…そして局面が動くとしたら…ふむ、そろそろだな…という訳でまずはこっちから仕掛けてみよう」

中谷が話終わると同時に審判が声を掛ける

審判「インターバル終了！第2Q開始！」

その言葉に選手はコートに入っていく

緑間「舐めるなよ、赤司…第1Q丸々様子見とは随分のんびりしているな？まさか…お前の目を使わずに勝とう等と思っていないだろうな？」

赤司「舐めてなどいないよ、真太郎…むしろこの上なく慎重に進めているぐらいだ…切り札をそう簡単に切るわけにはいかないさ…ただし、切らずに終わってしまうかも知れないな、このままでは」

緑間「なんだと？」

互いに睨み合いの話は終わった