• テキストサイズ

バスケと儚き少女

第36章 洛山高校VS秀徳高校


パチリっと将棋の駒の音が響く

赤司「俺は敗北を知らない」

緑間「何?何だそれは嫌味か?」

緑間はそれを言った後パチリっと駒を打つ

赤司「いや、すまない…ただ今ふと思っただけだ…決して望んでいる訳じゃない…知らないから興味があるというだけだ…それ以上の意味は無い」

パチリっと駒を打つ

緑間「それを嫌味だと言うのだよ、ならばいずれ俺が教えてやる」

赤司はパイプ椅子から立ち上がり外を眺める

そこには木の影で本を読んでいる凛の姿があった
凛は赤司に気が付くと小さく微笑んで手を振った

赤司「そうだな…もし、おまえと戦うことになれば流石に手加減は出来なさそうだ…負ける気は毛頭ないがな…」

そうそれは、外いる大切な凛の事も入っていた

赤司「所で真太郎」

緑間「うるさい、投了なのだよ」

──────
緑間の手に乗っているのは将棋の駒の角行
/ 1808ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp