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バスケと儚き少女

第35章 灰崎登場


青峰「先帰ってろ、さつき」

桃井「え?ちょっ大ちゃん!?」

『すみません、少し用事があるので先帰ってください』

リコ「え、凛ちゃん!?」

ガラガラと扉が開かれ、体育館の中から人が出てきた

人だかりを睨みつける灰崎

青峰「海常ならまだ出てこねぇぜ」

『黄瀬君に復讐しようとか考えているならやめておいたほうがいいですよ』

灰崎「凛、大輝」

青峰「今大人しく帰れば見逃してやる」

その言葉に灰崎君は振り向いた

灰崎「はっ知るか馬鹿!何しようが俺の勝手だろうが!」

『バスケだったら何しようが文句ありません…ですがそれ以外の下らないやり方で、あの人達の戦いに茶々入れないで下さい!』

灰崎「ハッ!かしいな…お前そんなにアイツらの味方だったか?」

灰崎君は私に笑いかける
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