第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
黒子「セミファイナルで待ってます」
黄瀬「勿論っスよ」
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『大我、ちょっと良い?』
大我「ん?」
私はニッコリと微笑んだ
『私、今ムカついてるんだけど』
大我「何で!?何言ってんだ!試合勝ったじゃねーか!」
『問題はその後だよ。辰兄とあれで良かったの?』
そういうと大我は小さく唸る
大我「しょうがねーだろ?勝っても負けても兄弟辞める。そういう約束だったんだからよ」
『揃いも揃ってアホなの?寧ろバカ?』
ハァッと溜め息を付くと大我ははぁ!?と聞き返す
そんな大我に兄弟の証のリングを見せる
大我「あ…凛!これ捨てろって!」
『捨てるわけないでしょう?というか寧ろ私にはあの時捨てないでくれ!と言ってるようにしか聞こえなかったよ?』