第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
ゾーンに入るのに必要なバスケを好きな気持ち
紫原君にはずっと無かったはずだったけど…
『けど、入れたってことは…心の奥の方で好きだったんだね…紫原君』
去っていく、その背中に小さくお疲れ様と呟いた
リコ「皆お疲れ!喜ぶのは一先ず後にして次が待ってるから出るわよ!」
日向「その試合で勝った方が明日の相手だ。このまま上あがるぞ」
その言葉に全員頷いた
日向「次は準決勝だ!」
私はふと上を見ると緑間君と赤司君が見えた
『見に来てたんだ…』
ポツリと呟くと、二人と目があった
赤司君は何も言わずに微笑んで、緑間君黙って見つめていた