第8章 海常高校と練習試合。その後
「そういや、黄瀬は?」
「知らないっス」
私はリコ先輩の服を引っ張る
『少しだけ…抜けても良いですか?』
リコ「良いわよ、すぐに帰ってきてね」
リコ先輩に許可をもらって走る
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黄瀬 side
"黄瀬君にとっては「たかが」何かじゃないです!!「たかが」なんて言葉で簡単に片付けないで下さい!!"”誠凛舐めんな!”
頭から水を浴びながら雨月サンの言葉を思い出した
黄瀬「どうしてっスか…嫌いなはずなのに…どうして思い出すんスか…」
俺を庇った儚い少女
触れれば消えそうな……そう雪のような…