第34章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
ボールは陽泉から
福井「(やはり)」
青峰「テツを引っ込めて来たか」
桃井「しかもこれ…トライアングルツー」
リコは陽泉の監督を横目で見る
リコ「こっちの策には全く動揺がないわね」
『ここまでは読んでたって事でしょうね』
リコ「(おばはん!)」
とリコが心の中で悪態を付くと荒木はキッとリコを睨んだ
リコ「えぇっ!?」
『?どうしました?』
リコ「ううん、なんでもない」
福井はボールを持ちながら考える
福井「(岡村、劉の2メートルコンビは3人のゾーンで守ってる。外の俺にはコイツ(伊月)…で…たく、急にやる気出しやがって)よ!」
福井がパスを出した相手は氷室