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バスケと儚き少女

第33章 アレックス登場


桃井「スゴい、テツ君!」

桃井は駆け寄り黒子に抱き付く

黒子「痛いです、桃井さん」

それを見た青峰はビシッと青筋をたてる

青峰「邪魔しに来たなら帰れよ、おい!」

凛は青峰の隣に立ってクイクイと袖を掴む

青峰「?」

『ありがとうございます、青峰君』

本当に嬉しそうに笑う凛を見た青峰は、おう……と目を反らした

桃井「けど……こんな短時間で一体どうやったの?」

青峰「別に大したことはしてねーよ。中学の時は必要なかったし、気付かなかったけどテツのシュートの下手さはパスに特化したスタイルの副作用みてーなもんだったんだ。まぁ元からセンスはねーんだけど……」

それを聞いた黒子は、え……と驚く
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