第33章 アレックス登場
今吉「勝って兜の緒を締めよっちゅー諺があるくらいやからなー。勝ったらどいつもこいつも揺れるもんなんや」
今吉は自分のノートにお世辞にも上手いとは言えない絵を書いた
須佐「てか今吉…絵ぇ下手だな…」
今吉「…!」
今吉はその言葉に少し拗ねた様に説明を始めた
今吉「…完璧な人間なんて居らんし、そもそも自信と満身は紙一重や。つまり今日の試合、誠凛にとって一番の敵は…自分自身と言うことや」
凛と黒子は二人で頷きリコの方を向いた
黒子「監督」
リコ「え?」
『1度タイムアウトをとった方が……』
凛と黒子の言葉にリコは、そうねと頷いた