第7章 海常高校と練習試合
動きが遅れた大我逹は抜かれてしまい、息をつく暇もなく点を取られた
黄瀬「俺は負けねぇスよ。誰にも、黒子っちにも!!」
日向が汗をぬぐいながら、覚悟を決めたように言った
日向「全員気ィ入れろ。こっから試合終了まで第1Qと同じ……点の取り合いだ!!」
誠凛と海常、どちらも互いに一歩も譲らない
片方がゴールを決めれば片方が取り返す
リコからの指示が飛び、客席からは大きな声援が上がる
凛は真っ直ぐに試合を見つめる
誠凛:98 海常:98
再び同点、残り15秒
日向「時間ねぇぞ当たれ!!ここでボール獲れなきゃ終わりだ!!」
日向の指示により一気に攻め込み、ゴールへ行かせまいと壁を作り、ボールを奪おうと手を伸ばす