第32章 青峰と少女の買い物
夕方…
『じゃあ帰りますね』
買い物が終わり、私は帰ろうと青峰君に背を向ける
青峰「おい、凛!」
名前を呼ばれ立ち止まる
バタバタと走り寄ってきた青峰君はすっと何かを差し出した
『え……?』
ポンッと置かれた小さい袋
『これは…?』
青峰「あー…なんだ…その…礼だ」
丁寧にテープをとって中の物を取り出すと…羽の付いたシルバーストラップ
『可愛い…』
意識しないで出た言葉に青峰君は少し嬉しそうに笑った
青峰「色々サンキューな…後、わる『もう謝るのやめましょう?』…!そうだな…」