第32章 青峰と少女の買い物
謝り続けてもいいことが無い
青峰「あーぁ…なんで俺…お前を信じられなくなっちまったんだ?」
青峰君の言葉に私は笑う
『あの時は才能が開花するちょっと前でした。皆さんがそれについていけなかった。そして…何処か皆さんは皆さんを信じられなかった』
冷たい風が私の頬を擽る
青峰「けど…!」
『たまたま私だっただけです。姫華の言葉を鵜呑みにしてしまったのも、皆さんが悪いわけじゃ無いです』
そうたまたまだった
偶然が重なり合って出来たもの
『それでは帰りますね!ストラップ大切にします!』
私は頭を下げて今度こそ帰宅した
青峰君からもらったストラップはケータイに付けた
チャリ…っとなるストラップは繊細で本来の青峰君を表しているみたいだった