第15章 お化け屋敷【野崎梅太郎】
中に入ると、ヒンヤリとした空間でもう怖くなった。
美紅「暗いなぁ。ヤバい楽しい~!」
美紅は怖いもの知らずだよ…!
夏希「うう、こわー。」
晶「…立派だなぁ。」
少し歩いて角を曲がると、急にお化けが出てきた。
夏希「ッッッ!!きゃぁぁぁあぁぁぁぁぁぁっっ!?」
私は、本日二度目の悲鳴を上げた。
野崎「夏希!?
大丈夫か?」
野崎君が私を抱き締めてくれた。
夏希「うう…こわいっ…!」
お化け屋敷は私はだめなようだった。
美紅「大丈夫夏希?無理させちゃった?リタイアする?」
美紅は、私の頭を撫でながら心配してくれた。
夏希「ううん、全然大丈夫だから…!行こ!」
私は、野崎君の腕にしがみつきながら歩き出した。