第1章 マンガのお手伝い【野崎梅太郎】
夏希「え…!?の、野崎君…!?」
野崎「帰って欲しくない…。何かよくわかんないけど、一緒に居たい。」
夏希「えっ…。それって…。」
ピロリーンピロリーン
野崎「あ、お風呂沸いた。」
夏希「……はぁ。」
台無しだよ…もう。
野崎「夏希、風呂良いぞ。」
夏希「うん、分かった!」
私は予備用の服を取り出して脱衣場へと向かった。
私は、シャワールームに入った瞬間、
シャワーを勢いよく出した。
夏希「なんで…気づいてくれないんだろ…。野崎君…。」
夏希「告白ぐらいなら…私でも出来るよね、」
そう呟いてシャワールームを後にした。
夏希「野崎君、お風呂出たよー…、って、寝てる…。」
野崎君は、〆切前で疲れていたのか、
規則正しい寝息を立てて寝ている。
夏希「……もう、可愛いなぁ。」
私は、野崎君の頬に気付かれないようにそっとキスをした。
夏希「……野崎君、好きだよ。」