• テキストサイズ

月刊少女野崎君の短編集!

第7章 乙女ゲー【御子柴実琴】


それから、私達は急速に仲良くなった。 一緒に帰るようになり、
休み時間に話すようになった。


そして私は、



御子柴君を、

ーーーー好きになっていた。


御子柴「ーーでさ、あいつがいきなりのヤンデレ設定ってヤバイよな!」


夏希「うん!でも、この子もヤンデレかかりそうだよね!」

私達は今日も、一緒に野崎君の家に向かっていた。


夏希「あと、途中で隠しコマンドありとか凄かった!」


御子柴「乙女ゲーもすごいよなぁ!」


"御子柴君好きです"と言いたいが、
乙女ゲーの様にはうまくいかない。


御子柴「そういや、夏希って好きな奴いないのか?」


夏希「好きな人かぁ…。」

それは、御子柴君だよ。
と喉元まで来た言葉を飲み込んだ


夏希「へへ、内緒だよ!」


御子柴「なんだ!?…いるのか?」
御子柴君の顔が真剣な物となった。


夏希「いる、よ」そう零れた言葉を聞いた御子柴君は、
複雑そうな顔をした。


御子柴「俺も、いる」


一瞬の期待と、一瞬の心の痛みができた。


夏希「そっか、お互い頑張ろうね…!」


御子柴「そうだな!」

そして、私達は野崎君の家でアシスタントをした。
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp