第3章 爽やかだけど…【若松博隆】
ぐいっと手を引かれて、そのまま若松君の家までに連れられた私の心は、不安でいっぱいだった。
夏希「ごめんね?若松君…。」
若松「反省はしてるの?」
夏希「うん、ちゃんとしてる…」
若松「じゃあ、許す!」
といつもの爽やかな笑顔に戻る。
夏希「若松君…」
若松「でも、これからも背景手伝うんだよね??」
ニコニコの笑顔で言われて、私はまた恐怖心が込み上げた。
夏希「うん…」
若松「じゃあ、誰も夏希を取られないように…っと」
そして若松君は、
私の首筋に強く吸い付いた。
夏希「ン…!」
若松君は、首筋に何回も何回も吸い付いた後、
私の手首や耳たぶや鎖骨、そして足にも吸い付いた。
そして、私の身体中に赤い跡がたくさんついた。
夏希「若松君…?」
若松「ごめん、止まんなくなっちゃった。でも、こうでもしないと、心配で…」
夏希「へへ、ありがと。」
若松「!怒ってないの?」
夏希「ううん、逆!嬉しいよ!若松君…!大好き!」
若松「…!俺も好きだよ!」
そして二人は、
またキスをした。