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月刊少女野崎君の短編集!

第3章 爽やかだけど…【若松博隆】


私は今日、若松君とデパートに来ていた。


夏希「若松君!見て、このカッター、凄く細身でカッコいい!」


若松「わぁ、いいね、それ!」

と仲良しムード満々で話していた。


夏希「あ、ねぇねぇ若松君!クレープ食べない?」


若松「あ、いいね!食べよっか!」

と言って私達はフードコートへ向かった。

そのままクレープ屋さんへ行って、

私はチョコバナナ、 若松君はイチゴクリームを買って食べていた。


若松「おいしいね!イチゴ甘いなぁ~」

夏希「チョコバナナも負けてないよ!本当おいしい!」


若松「あ、一口ちょうだい!」


夏希「じゃあ若松君も!」

と食べ比べをする。後で気づいたのだが、間接キスだ。これ

夏希「んん~!イチゴ甘い!おいしい!」


若松「チョコバナナもいいね!甘いなぁ~♪」


二人してニコニコ笑っていた。


若松「あれ?夏希クリームついてる!」


夏希「そう言う若松君も!」


そのまま二人で笑って、
私は若松君のクリームを取って舐めた。 そして若松君は私のクリームを取って舐めた。


そしてまた笑った。


千代「あれ、夏希ちゃんだぁ!」
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