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友達以上恋人未満

第1章 short story



裕「お前のこと好きやー言うてんの!!」


『うそ・・・だって・・・さっき・・・』


裕「さっき?」


『隣に女の人乗せてたやん』


裕「あー。あれ従妹。この前電話あったやろ?」


『あー・・・うん・・・』


裕「あー。これな。やる。」


『指輪?』


裕「やっぱわかるんやな。そう。指輪。なんや流行ってるんやて」




あたしは、箱を開けた




『え?これむっちゃ高いやつやん・・・この前ネットで見て・・・。あ・・・』


裕「そう!!俺に見せて来たやろ?」


『見せた・・・ごめん。そんな意味ちゃうかってんけど・・・』


裕「知ってるわ。お前は?やっぱ俺は、近所のお兄ちゃん?」


『ううん。裕のこと・・・好き・・・めっちゃ・・・』


裕「ハハハ!!もうーなんやねん!!むっちゃあかんと思いながら言うたのに」


『気付いたら、好きになってたけど・・・裕、そんな気なさそうやったし・・・』


裕「どうでも良かったら、学校送り迎えとかせんし。手とかまず繋がんやろ?」


『うん・・・でも、彼氏作れって・・・』


裕「そら高校生相手やからな?大人になったら色々あるから思うわけ」


『そっか・・・』


裕「ほんで、指輪・・・クリスマスにあげようと思ってたのに・・・バレタからもうやるわ」


『ほんまにいいん?だってこれめっっちゃ高いやん?』


裕「ええのーーー!!手貸して!!」




裕は、あたしの手を掴み指輪をはめた




裕「左手は、空けとかんとな!!」


『裕が埋めてくれる?』


裕「お、おん・・・」


『フフフ。』


裕「機嫌良なった?」


『うん!!』


裕「ほな、ええわ。あ、すばる連絡しとこ」


『あたしがする』


裕「あ!!すばるに言うなよ!!」


『なんで?』


裕「ええから!!」




何を言いたいんか、ようわからんけど


すばるくんに電話をかけた


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