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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]
第12章 辺り一面の花畑
「一つだけ・・・・お願いがあるの」
ミツバさんは意を決したようにそう私に言う。
「十四郎さんに・・・・聞いてくれない?」
『・・・・?』
「 ってね」
最初は驚いたが、私は頷いた。
「お話しできて楽しかったわ」
『もし・・・・トシが来たときは、ちゃんと元の世界に返してくださいね?』
「わかってるわ。瑠維さんは・・・もう来ちゃダメよ?」
『わかってます』
ミツバさんは笑った。世界が薄れていく。
そして次に目を覚ました先は、
病院のベッドだった。
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