第9章 困った時は、実家に行こう
神「うわぁ~!!おいしそうアル!!」
出来あがったエビチリを見て、神楽ちゃんは嬉しそうに声を上げる。
神「いただきま~す!!」
『は~い』
新八君は夕飯の用意ため、家に帰った。
神楽ちゃんはおいしそうにエビチリを頬張る。銀時も無表情で食べる。
神「おいしいネ!!やっぱり瑠維は料理上手アル!!」
『そう?ありがとう神楽ちゃん』
神「このまま銀ちゃんと結婚するヨロシ!そしたら・・・・・」
神楽ちゃんはそこまで言うと、しまった!というように口を閉じた。そしていそいそとご飯を食べ終えると・・・・・
神「お風呂入ってくるアル」
そう言って脱衣所に駆けていった。
『・・・・ごめん』
銀「ん?なにが?」
『気ィ使わせてるでしょ?』
テレビを見ていた銀時にそう尋ねると、銀時はめんどくさそうにこちらを見た。
銀「そう思うんならさっさと仲直りしたらどうだ?」
『・・・・・・』
銀「どーせまた、くだらねーことで喧嘩してんだろ?」
『いや・・・・・くだらなくはない』
銀「俺から見たら、くだらねーの。意地の張り合いばっかりして・・・・・・」
『・・・返す言葉もないです』
銀「まあ、助かってるけどな。お前が来てから仕事の依頼が増えたのは確かだし、万事屋大盛況なんだよ」
銀時は食器をもって立ち上がる。
銀「あの野郎は気にくわねーが、お前が悲しそうにしてんの見ると何か気持ちわりぃ」
『・・・・・そんなこと言ってる銀時が気持ち悪い。鳥肌立ったし』
「てめぇ・・・・・・人が心配してやってんのに・・・・・」
『銀時の口から心配なんて言葉が出てくるなんて・・・・・明日、世界は終わるね』
銀「ふざけんなよ、このアマァァァァ!!」
結局はこうやって、銀時とは口げんかになる。
でも、このバカがいてくれて助かった。
持つべきものは友達だと思いました。
あれ?作文?